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zoom RSS CAMERA magazine no.15

<<   作成日時 : 2011/07/06 06:47   >>

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CAMERA magazineは、数ヶ月おきに発行されているフィルムカメラ専門の雑誌(ムック)です。


今号の特集は「フィルムで味わう憧れのレンズ」
レンズによる味わいの違いということで、ローライフレックス2.8シリーズのプラナーとクセノターとの撮り比べがなかなか興味深くて面白かったです。

また、カールツァイスの歴史から始まり、ガウスタイプやテッサータイプ、レトロフォーカスタイプといった主なレンズタイプの特徴や、「プラナー」、「テッサー」、「ゾナー」といったツァイスの名レンズや、ライカレンズのタイプ別特徴なども詳しく記載されていて勉強になりました。


新製品の紹介では、コシナから発売の「Carl Zeiss Distagon T* 1,4/35」「Voigtlander NOKTON 35mm F1.2 Aspherical VM II」という2本の大口径レンズがとても魅力的でした。

どちらも極上の写り味で、作例を見てると欲しくなりますが、2本ともお値段がとってもエクスペンシブ(笑)なので当分手は出せそうにありません(^o^;


さて、今回のCAMERA magazineは3.11の東日本大震災後初の刊行ということで、有名写真家13人の作品のオリジナルプリントの誌上チャリティ販売という試みがなされていました。

田中長徳氏やセイケ トミオ氏、ハービー・山口氏や渡部さとる氏といった著名な写真家の銀塩作品が、いずれも限定1点から、多くても5点までといった少ない枚数ではありますが誌上で紹介、販売されました。
収益金は東日本大震災の義援金として寄付されます。

ちなみに、今号の表紙は田中長徳氏がライカM3にて撮影したニューヨーク、マンハッタンで、モノクロのとてもかっこいい写真なのですが、これもチャリティ販売の作品となっております。
実はこの写真を撮るために長徳氏がニューヨークに行っているときに、東日本大震災が発生したのだそうです。


また、今回のCAMERA magazineでは、被災地を撮影した写真が多く掲載されていたのも印象的でした。
中でも心打たれたのが、女流写真家の鈴木麻弓さんでした。
彼女はあの、宮城県女川町の出身で、現在は結婚して神奈川県に住んでいるのですが、実家は女川町で代々続いている写真館でした。
その写真館も震災の被害に遭い、彼女のご両親は津波に流されて現在も行方不明のままなのだそうです。

全壊に近い状態となった写真館で、かろうじて父の愛用したカメラや撮影した写真がボロボロではありましたがいくつか発見されたそうです。
その、泥をかぶったボロボロのカメラたちも本誌に掲載されています。
父が撮影した作品も何点かは復元できたそうです。
地元でも評判だった肖像写真家の父親のポートレート作品は確かにすばらしい写真でした。
彼女もこの、復元された9枚の写真はポートレートの永遠の教科書として大切にするそうです。


震災の影響を少なからず受けているといってもいい今回のCAMERA magazine、これまでとは少し違った感覚で読んでしまいました。。。






画像
≪撮影機材:LEICA D-LUX 4≫




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コメント(13件)

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おはようございます。
まだ見ていなかったので、早速本屋さんへ行かなければ^^
yamatakaさんのおっしゃっているように、
今回は特別な思いで読むことになりそうですね。
最後のライカ、カッコイイ!
kouko
URL
2011/07/06 07:05
こんにちは〜

朝にこの記事を読んでamazonに注文、今届きました(笑)
仕事中なのでパラパラと読んだだけですが、鈴木麻弓さんの記事は印象的ですね。

長徳氏のblogでE-P3を誉めてはりましたけど
さてどうしましょうかね。
E-5の評判からE-P3の画質も期待しちゃいますねぇ〜。

悩める夜が続きそうです(笑)
とっぷん
URL
2011/07/06 18:40
おはようございます!
この本ちょっと立ち読みしました。
3514の写りはたまりませんね〜
泥をかぶったカメラ、すごかったです。
もう一回ゆっくり見てみようかな
arcteryx1971
URL
2011/07/07 03:23
koukoさんこんにちは!
最近、『CAMERA magazine』も『カメラ・ライフ』も内容がマンネリ化してきたなあと思って、買ってもあまりちゃんと見ていなかった(笑)んですが、今回はちょっといつもとは違った気持ちで読ませていただきました。
ライカの写真、ありがとうございます^^
今回の表紙の写真がM3で撮られたもの、ということで・・・(笑)
yamataka
2011/07/07 13:39
とっぷんさんこんにちは!
私の記事を読んで注文してくださったとは嬉しいお知らせですね〜
ありがとうございます♪
出版社から宣伝費をもらわないと(爆)
っていうか、amazonって、朝注文したらその日のうちに届くんですね!!
まだamazonを利用したことがないのでびっくりしました(笑)

鈴木麻弓さんの記事、ぐっとくるものがありますよね。
お父様が撮られた肖像写真、その人の生き様が皺のひとつひとつにまで細かく刻み込まれているような気がして惹きつけられました。

E-P3、画質には超期待です。
E-P1/P2であまり評判のよくなかった背面のモニターもE-P3では有機EL採用で非常に鮮明になっているようですし。
ハイグレードレンズやパナライカのズミルックスもぜひ使ってみたいし・・・
私も悩ましい日々が続きそうです(^o^;
yamataka
2011/07/07 13:46
arcteryxさんこんにちは!
ディスタゴン3514、それにノクトン3512、どちらも垂涎ものの写りですよね〜
FマウントもMマウントも35mmを既に持っているので当分は買わない(買えない)と思いますが、どちらも非常にそそられる逸品です。
泥をかぶったカメラ、あの津波のすさまじさを物語っていましたね。
今回のCAMERA magazineはいつも以上に感慨深い思いで読んでいました。
yamataka
2011/07/07 13:51
明日にでも 本屋さんで 見てきます!
「モノクロ写真」・・・今度デジカメで撮ってみようなぁ〜・・・と おもいますね!(一眼では・・・無いけど・・・・)
よんちゃま!
2011/07/07 21:05
 あ・・・・・・・・・・・今月号のカメラマガジン、買おうかなぁ・・・・・。


 鈴木麻弓さんの記事、私も読んでみたいです。
RKROOM
URL
2011/07/07 23:14
よんちゃま!さんこんにちは!
CAMERA magazine、是非一度ご覧になってみてください♪
私はこの本を読むと無性にフィルムで写真を撮りに行きたくなります(笑)

モノクロ写真は私も好きです。
カラーで撮った写真もモノクロに変換するだけでもかなり印象が変わることがありますよね^^
yamataka
2011/07/08 13:34
RKROOMさんこんにちは!
はい、是非購入してみてください!

新製品情報で、富士フイルムのGF670W Professionalが掲載されているので、RKさんお持ちのGF670 Professionalとの比較の意味でも興味深いのではないでしょうか(^o^)b

鈴木麻弓さんの記事はぐっと心に来るものがありました。。。
yamataka
2011/07/08 13:43
初めまして。自分の名前を検索したら、たまたまこのブログを見つけました。
読んでくださってありがとうごさいます。
今もまだ両親が見つかってないけど(このまま見つからないような感じがするけど)、みなさんのおかげでこうしてカメラマンとして仕事ができることが嬉しいです。
来年3月には東京写真文化会館(四谷)で写真展。そして写真集+エッセイという感じの本を出版します。フジのGF670で撮影したポートレート「女川に生きる人のいま」なども展示します。ぜひぜひ今後ともよろしくお願いいたします。
鈴木麻弓
URL
2011/12/27 17:17
鈴木麻弓さん、はじめまして!
コメントありがとうございます♪
まさか鈴木さんご本人からコメントをいただけるとは思ってもみませんでした、感激です!
このCAMERA magazineは、これまで読んだ号の中でも特に印象深いものがあり、特に鈴木さんの記事は心にぐっと響くものがあったので本文でも紹介させていただきました。

サイトの方も拝見いたしました。
10月に大阪で写真展があったのですね、見に行きたかったです。
今度関西で写真展が開かれる際には是非行かせていただきたいと思います。
また、来年発売される本も楽しみにしています。
鈴木さんのこれからのますますのご活躍を応援しています。
こちらこそ、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
yamataka
2011/12/28 10:23
I am really impressed with your writing skills as well as with the layout on your weblog.
Is this a paid theme or did you modify it yourself?
Either way keep up the excellent quality writing, it is rare to see a nice blog like this one nowadays.
Penny
URL
2017/04/13 22:33

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